ウディタAI企画2 第２回

基本的な探索システムは貪欲法を採用。
貪欲法とは、現状で一番最適な結果を探して進んでいくアルゴリズムのこと……らしいです。
十文字算子†では、ある経路から次の2マス・12通りの移動経路を調べて、
・結果が10ならその経路を返す
・結果が10にならない場合、-3～3を加算して差を出し、結果が10に近くなるものを返す
これを行き止まりに辿り着くまで繰り返します。

これに加えて、現時点での最長経路を元に再探索する処理も実装。
答えが10になった経路を発見したときに、結果と移動したマスを可変DBに代入。
探索開始時にランダムでこのDBの経路を呼び出しています。
名付けて便乗探索法。
元々は10にならなくても最長経路になった時点でDB追加していたのですが、思った以上に10になる経路が見つからなかったため没。
その分ランダムに任せて試行させた方がいいという、微妙な結果に……。

これらを組み合わせた結果、数百回の探索をすることで平均50点程度取れるようになりました。
とにかく運要素の強いAI、結構スコアにばらつきが出ます……。
しかし、まさか総得点が1000点になるとは、乱数の神も気まぐれだこと……。