「
冥列車で行こう」、嬉しいことに当初の想定よりもDL数が伸びています。
今作とほぼ同日に公開された作品と比べても、DL数は伸びている方。
過去作でDL数が伸びず爆死した作品が8つくらいあり、作品の公開時は常に最悪の結果を想定してしまうのですが……。
とりあえず、現状一安心といったところ。
さて、気が早いことに早速次の作品について考えています。
今作の制作前に考えていた作品とか、作りたいネタは色々とあるのですが。
作りたいネタでDL数が伸びる確証が持てない為、相変わらず製作は保留状態。
その一方で、冥列車の成功の原因を考えると、もう一つの制作構想が浮かんできました。
その前に、冥列車のDL数の伸びが好調な理由について、自己分析した結果を書いておきます。
- ジャンルがノベルゲームではない
- 雰囲気がホラーゲームっぽい
ノベルゲームはDL数が伸びにくい。
冥列車は
ノベルゲームではない、だからDL数が伸びた。
……と考えるのは早計。
そもそも、非ノベルゲームなのにDL数が爆死した自作品はいくつかある。
ホラーゲームは、一時期実況動画を中心にブームになりました。
現在は
ホラーゲームバブルは弾けたと思われますが、それでもホラーゲームは強いっぽい。
……問題は、冥列車は雰囲気がホラーっぽいだけで、ホラーゲームではないこと。
ある意味雰囲気詐欺。
今作の成功を分析して、今後もDL数が伸びるゲームを作ることを考えた場合、ホラーゲーム主体にすることは悪くない選択だと考えています。
制作構想のあったゲームも、DL数を伸ばすために不穏な雰囲気やホラー的なエッセンスを匂わせることを考えていました。
不穏な雰囲気を醸し出すという点では、「
ヤンデレ少女と付き合うには重すぎる」もこれに該当する、かも。
ただ、実際の作風やクオリティはともかく、ホラーゲーム詐欺みたいなゲームばかり作るのもどうなのか。
そもそも真面目に怖いホラーゲームを作ること自体、難しい。
ただ幽霊や死体を出せばいいわけじゃないし、唐突に大音量の効果音を流して驚かせればいいわけでもない。
個人的に苦手なのが、ホラーな雰囲気をぶち壊さないこと。
冥列車がまさにそうなのですが、私が文章を書くとどうもシリアスさに欠ける。
第一、プロのホラーコンテンツ制作者を以てしても「
ホラーとギャグは紙一重」と言っている。
況してや才能も無ければ専門的な学習もしていない素人製作者に、真面目なホラーが作れるとは思えない。
……だからこそ、作ってみたいんですよね。
DL数が伸びにくいノベルゲームというジャンルで、
DL数が伸びやすいホラーゲームを作るとどうなるか。