~本日の記事は都合により管理人twitterからの転載を基にした内容でお送りいたします~
これは管理人が本日未明に体験した話である。
私は音楽素材を探していた。
そんな中、私はある企画素材を見つけた。
それは、ストーリーを伴うボーカル入り音楽素材というものだった。
ボーカル入りと分かったのは、その素材と共に歌詞であるテキストファイルがあったため。
私はその素材をDLし、試聴してみた。
その素材は1分程度の短いオルゴールの曲だった。
ホラー系のシーンで使えそうな三拍子の曲。
しかし、そこにあるはずのボーカルは無い。
よく見たら、試聴していたのはオフボーカル版の方。
私は早速、その素材のボーカル入り版の方を聞いてみた。
ーカル入り版と言っても、男性の声で怪談らしき物の朗読があるだけの物。
再生時間も終わりに近づいたとき……。
私はふっと何か触られた気がした。
どうして!?
どうして音楽素材を試聴しているだけなのに!?
怖いよ!いくら怖い曲だからってリアルに触れられるわけないでしょ!?
なにこれ!?最新の技術!?それでもこんなことは起こりえないでしょ!?
そこではっと、私はあることに気付いた。
視界にあったのはパソコンではなく、いつもの寝室。
そう、さっきの出来事は夢の中の物だった。
ここまでならよくある怖い夢の話なのだが……
……だが、相変わらずそのオルゴールの音は鳴り続けていた。
どうして!?
夢から醒めたはずなのに!?
どうして夢の中で聞こえた曲が今も聞こえているんだ!?
夢の中の呪いに現実まで支配された!?
助けて!
というかどうして私は夢の中でも音楽素材を探していたんだ!?
……数分後、その原因がわかった。
オルゴールの音は、隣の妹の部屋から流れていた。
おそらくはこの時間に目覚ましアラームを設定して、それが流れたのであろう。
もっとも、目覚ましとしての実用性は疑問だったが。
そうとわかれば、話は別。
さっきまでの怖い曲は、途端に眠りを邪魔するうるさい音へと遂げたのであった……。
その後、この顛末をtwitterにて呟く際にうっかり父を起こしてしまい、
アラームの件を聞いた父によって妹は起こされた。
まもなくアラームの音は止んだが、今後もあのアラームが鳴らないとは限らないのだ……。
目覚ましの音で起きないのはまだいいとして、
それが周囲の人を巻き込むのだけはどうしても許せない。
ましてやそれが他の人には容易に止められない状況だったら……