前回の記事で自殺同盟の裏話を、と書いたけど
果たして何を書けばいいのやら・・・。
とりあえず、名前の解説や由来でも書いていこうかと。
今回は主人公の志賀銑と
名前の登場が一番早い滝村亮平について解説。
ネタバレを含むかもしれないので、以下「続きを読む」からどうぞ。
志賀…全国8713世帯 554位
福島県に多い
銑…1946年当用漢字採用
2010年人名用漢字に降格
銑とは銑鉄、つまり鉄鉱石を還元してできた鉄のこと。
炭素を4%程度含むため、固いが脆い。
鋳物の原料になる他、転炉や平炉を用いて鋼鉄を作ったりする。
要するに鋼鉄の製造途中の状態のこと。
固くて脆いという性質は、ある意味彼の性格を表しているかもしれない。
情勢の変化で製鉄業があまり重要視されなくなったからか、
2010年の常用漢字改訂にて「勺・錘・脹・匁」と共に
ハブられた削除された。
学校では習わないが、人名に付けることは可能。
ただし、このゲームの影響で銑と名付けようとしちえる場合はよく考えること。
余談だが、日本の銑鉄生産量は中国に次いで2位。
日本の製鉄業は、決して衰えたわけではない・・・はず。
滝村…全国492世帯 5237位
岩手県に多い
亮…1951年人名用漢字に追加。
平…教育漢字 3年
姓名共に平凡に見えるが、実は滝村姓はそう多くない。
亮には助けるという意味があり、
自殺志願者を助けるという意味があった・・・気がする。