本日、11年ぶりのウディタメジャーアップデートとなる
ウディタ3が公開されました。
早速、一部作品をウディタ3にコンバートしてテストしてみました。
まずは人気作品、KamuNi。
文字コードがunicodeに変更されたことに伴い、今まで表示できなかった記号も表示できるようになりました。
これにより、楽曲「
Café Au Lait」も正確な表記で収録できるようになったほか、「一年に一度の☆いちごふぇすてぃばる♪」の歌詞で使われていたハートマークも画像を使わずに表示できるようになりました。
もう一つ、ウディタ3では処理速度が大幅に早くなりました。
今まではノーツの速度を極端に下げた状態で高難易度譜面をプレイすると処理落ちが発生していました。
現行版では、「I like the moon(INS)」をSPD50でプレイするとFPSが40程度まで低下しますが……
それが、ウディタ3ではSPD50にしても
60FPSが出せるようになりました。
尚、現時点ではKamuNiのウディタ3コンバートを行ったバージョンアップの実施は
予定していません。
DL機能を使ったバージョンアップでは対応できないのが理由です。
いっそKamuNiのシステムを使用した新作を作るのも有りかもしれない。
続いてはこちら。
新機能のマスク機能を使って、主人公や明かりの近くだけ明るくする処理を作るテスト。
過去作でも特殊な技術を使って明かり演出を実装していましたが、今回のマスク機能実装によって光源同士が近づいても白くならない明かり処理が実装できるようになりました。
まー、このマスク処理も癖が強いというか、慣れるまでわかりにくい箇所もあるのですが。
演出関連では革命的な新機能だと思います。
最後にもう一つ。
先程「ウディタ3では処理速度が大幅に早くなった」と書きましたが……。
自作のベンチマークソフトで試したところ、ほぼ最速の結果が出ました。
現在公開中のウディタver.2.20版では2.4秒かかっていたのが、ウディタ3では0.4秒で完了。
しかも処理時間は1fの長さとほぼ同等。
これについては皆様にも体験してもらいたい。
近日、「ウディタベンチマーク」のウディタ3対応版を公開する予定です。
ほかの過去作についても、ウディタ3コンバート版を出すことを考えています。
尚、ウディタ3での新作の制作については、作者の画力が十分ではないため当分は行いません。
前にも宣言した通り、pixivで10いいね・10ブクマ達成した作品を20枚程度公開したら復帰する予定です。